レトロアストロノーツ05

レトロ宇宙服のリトライ終了。






あいかわらず、あちこちが段差だらけですが、
シルエットはイメージ通りになったので
9月時点では、これで行きますよ。

作業自体は、すでに1週間近く前ですが…

前回のエントリで、
「立ち襟」関連の検索ワードで見にきていただいた人がいた様なので、
今回は、作業中のステップを細か目にログにします。
参考になるかどうかは保証できませんが…

まずは、キルティング加工から。

ミシンの特性なのか、ミシンをかけている時に上側になる面よりも、
下側になる面の方が、凹凸感が強く出ます。

各パートを縫い合わせる際には、
下側になっていた面が表地になる様にしました。


一通り、キルティング加工終了。
前回、腕脚(黒い部分)の凹凸感が少なく感じたので、
中綿になるシートを2枚重ねにしています。


脚パートを身頃に縫い付けますが、
中綿シートを2枚重ねにした為にぶ厚くなっています。
縫いにくいので、縫い代付近の中綿シートを1枚分切り落としています。


縫い代のガイドには、
松井さんのマネをして細いマスキングテープを貼っています。
チャコペンよりも、シャープで視認性が高いので
ずれにくくなって良いですね。

袖付けに入ります。

事前にシッカリと、し付け縫いをすると成功率が上がりました。
こちらもガイドにマスキングテープを貼っています。


とは言え。
1回ではキッチリしたラインで縫えなかったので、
何度か縫いを入れています。
スマートではないですが、表からはアラは見えにくいですね〜。


袖付け終了。


前身頃の左右を縫い合わせ、襟付に入ります。


本来は、襟の端から反対側の端へ向かって一息に縫うのでしょうが、
ズレずに縫い切る技が無いので、
最初は中央に針を落として、
左右のそれぞれの端へ2回に分けて縫い合わせました。

片側を縫い切りました。

残りの端へ向かって縫い合わせます。

一回目の縫い始めの位置がよく見える様に、
最初は90°回転させた向きで針を落とし、
その後に抑え金を一時的にあげて本来の向きに戻して
縫い始めます。


反対側も抜いきりました。

襟パートを真っ直ぐにして、
身頃側を歪ませる様に縫い位置を合わせて行けば、
ズレにくい様に思えます。

ここから立ち襟にする為に
ステッチを入れます。

身頃側を折り曲げる様にして襟を起こします。

表から見るとこんなカンジ。

折り曲げた身頃側を押さえつける様にステッチを入れています。
こちらは、一方の端から反対側の端へ向かって
一息にステッチを入れています。

ステッチで身頃側が抑えられて襟が立ちます。
(このヤリかたが正しいのかは不明ですwww)


後ろ開きと開き止まりを処理しました。
最終的には、糸で直接縫い止めてしまうので
ジッパーなどの固定器具はつけません。

脇⇨側面⇨股下、と縫い合わせて行きます。


一通り縫い上がりました。


表へ反して素体へ着せつけたのが冒頭の画像です。


今月の残りは、
途中になっている
レトロフューチャーガールの服を縫い合わせていきます。



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