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1/6ドールを中心に、作業机の上から報告します。
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現時点での肌色レジンについて
一度まとめておきましょ〜。

先日1/31に、ストックの白色レジンを着色して自作素体へ注型しました。

レシピは、
ニッシンレジン製
クラフトレジン ホビーキャスト
と言う白色レジン
70g(A液35g+B液35g)
に対して
マジックインキのオレンジを1滴
の比率で混合した物です。
ReginTest100207
左が今回のレシピ、右が今までのウェーブ肌色レジンでのレシピ。
ウェーブの肌色レジンベースのレシピのロットと比較すると
やや薄く、赤味も少ないようです。

赤味が足りないのはともかく、
もう少しインキの量を多めにした方が良いかも?
(=インキに対するレジンの量を少なくする)

いずれにしても、
2Kgセットで販売されていて、
入手し易い銘柄のレジンで再検証が必要ではありますね。

ちなみに、
以前のレシピは、
ウェーブの
「ハイグレードキャスト-フレッシュ」
(ノンキシレンタイプ)
と言う肌色レジン、
100g(A液50g+B液50g)
に対して
マジックインクのオレンジを1滴
でした。


現時点の問題点を記録しておきます。

問題点1.ウェルドライン
ウェーブの肌色レジンは、
入手しやすさや透明感、色味など申し分無いのですが、
成型品の一部が白く濁るウェルドラインが出てしまうのが致命的です。

ウェルドラインは、インクの混合不足の他に、
ゴム型内でのレジンの湯流れが遅くなる箇所で発生しやすいようです。

ある程度は、
ゴム型の構造をブラッシュアップすることで回避できそうですが、
腰パーツのように、
どうしても肉厚を薄くせざるを得ないパーツではどうしようもありません。

これを回避するために、レジンの物性自体で回避出来ないかと、
白色レジンをベースにしたレシピを検証した訳です。

ウェーブの肌色レジンでウェルドラインが発生しやすい部位を比較してみました。
ReginTest100207_a

ReginTest100207_b

ReginTest100207_c

ReginTest100207_d

クラフトレジン ホビーキャストではウェルドラインは出ない様です。
ウェーブやコトブキヤなどの
他の銘柄のホワイトレジンで検証してみる事にしましょう。


問題点2.退色
私はレジンの着色にマジックインキを使っています。
トナーを使わずにインクを使うのは、
素体量産では同じ混合比率で大量に注型するために
沈殿し易いトナーを避けている為です。

マジックインキは基本的に染料なので、
混合比が変化せずムラになりにくいのが利点ですが、
いかんせん、
染料であるがゆえに徐々に退色していくのは避けようがありません。

一番最初に注型した自作素体は、
この1年程はガラスケースに陳列していましたが、
注型後に段ボール箱へ密閉しておいた組み上げ前のストックと比較すると、
肉眼では退色しているのが良くわかります。

現状の退色スピードならば、それほど問題は無いですが、
いずれは別の着色剤を試してみる事にします。
取りあえずは、コピックのインクで検証でしょうか。

最後に、このブログで肌色レジンに触れたエントリーを
リンクしておきます。

「ゴム型再造できました 2008/12/23」
http://tnbdesktop.blog.shinobi.jp/Entry/49/

「ほぼアウトフィット終了 2010/01/19」
http://tnbdesktop.blog.shinobi.jp/Entry/105/


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